感作性試験の意味

感作性試験【カンサセイシケン】
 
<用語解説>
感作性試験とは
感作性があるかどうか、(皮膚にアレルギー反応が生じる可能性があるかどうか)を確認する試験のこと。アレルギー性評価試験ともいう。
もっと詳しい 感作性試験
感作性試験とはその化粧品を実際肌に使うことで免疫系を介したアレルギー反応が皮膚に発生する可能性があるかどうかを前もって予測し、その程度を評価するための試験のことです。
感作とは何か特定の抗原に対し敏感な状態になる(する)ことをいい、この敏感な状態になると次にその抗原に接触した時にアレルギー反応が起こるため、感作しているということはアレルギー反応が生じる可能性があるということになります。特定の抗原に繰り返し接触して刺激を受けているうちに免疫反応の限界を超えある日突然アレルギー反応が生じます。ずっと同じ化粧品を問題なく使っていたのにある日突然かぶれたというケースがそうです。

そこで化粧品を使うことによって感作するリスクを防ぐため感作性試験がありますが、これは第一段階として化粧品や原料を皮膚に複数回接触させて皮膚を敏感な状態にし(感作させる)、それから一定の期間をおいた後に第二段階としてにまた同じものに接触させ、炎症反応が出るかどうかを確認します。

かぶれなどの症状が出る接触皮膚炎は刺激性の皮膚炎と感作性の皮膚炎がありますが、誰にでも起こりうる刺激性接触皮膚炎とは異なり、感作性の接触皮膚炎は全身系の免疫メカニズムによる反応です。そのためかぶれなどの炎症が接触部位に出るとは限らず、接触部位から離れた場所に炎症反応が出ることもあります。
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