中和法の意味

中和法【チュウワホウ】
 
<用語解説>
中和法とは
中和法とは、あらかじめ油脂を脂肪酸とグリセリンに分解して得られた脂肪酸のみにアルカリを反応させて石けんを作る方法のこと。
中和法について
昔ながらの伝統的な製造法であるけん化法では、釜の中で焚きながら職人が原料を撹拌しますが、中和法では中和装置と呼ばれる機械の中で原料を撹拌します。この撹拌作業において、けん化法では、原料である油脂が水酸化ナトリウムと反応して脂肪酸に分解され、その脂肪酸が中和されて石けん(ニートソープ)が作られるという現象が起きていますが、中和法では最初から脂肪酸を原料とし、その脂肪酸に水酸化ナトリウムが加わって中和されて石けん(ニートソープ)が作られるという現象が起きています。

中和法では、最初から脂肪酸を用いることや、脂肪酸には不純物や不要物が混ざっていないため塩析を行う必要がないことから、製造時間が短くて済み、大量生産に向いています。多くは、脂肪酸を原料会社から購入するため、製品としての石けんをイメージし、目的に合わせて脂肪酸の種類を選ぶことができます。反面、中和法では中和反応の副生成物としてグリセリンは出ないため、製造工程中にグリセリンを添加する場合もあります。
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