ミセルの意味

ミセル【micelle】
 
<用語解説>
ミセルとは
ミセルとは、界面活性剤が球状に集合したもののこと。
ミセルについて
界面活性剤の分子には両端となる2つの末端があります。1つは水を引き付ける親水基、もう1つは油分を引き付ける親油基です。これにより界面活性剤は、通常では混ざり合わない水と油を結びつけることができます。

水の中で界面活性剤が少ない場合は、界面活性剤はバラバラに溶けていますが、界面活性剤の濃度が高くなると界面活性剤同士が球状に集まります。この球状の集まりがミセルです。

水に界面活性剤を少しずつ溶かしていくと、親水基は水の中に入ろうとし、親油基は水から逃げようと水面から外側に向こうとするため、界面活性剤は親水基を水につけるようなかたちで水面に並びます。しかし、界面活性剤がどんどん増え、水面にならぶスペースがなくなると、水中で親油基を内側にして集まることで水と触れないようにします。その結果、親油基が内側、親水基が外側の球状になります。

ミセルは水の中で浮きながら、内側には油性成分を取り込むことができます。それによりミセラーウォーターではしっとりさが訴求されています。スキンケア製品などで、見た目は透明でありながら、実際は油性成分を含ませられるのは、ミセルによる可溶化技術によります。
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