法律・基準
| 単語 | 意味 |
|---|---|
| ネガティブリスト | 防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素以外の成分を規制したリスト(化粧品への配合禁止と配合制限) |
| ポジティブリスト | 防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素の中で化粧品に配合できる成分と配合制限量をまとめたリスト |
| ノープリントプライス | メーカー希望小売価格を商品に表示しないこと |
| ドシエ | 化粧品の訴求を保証する技術資料 |
| エイジングケア | 年齢に応じた化粧品等によるお手入れ |
| マイクロプラスチックビーズ | スクラブ剤として使われるプラスチック製の小さな粒 |
| リサイクルマーク | 識別マークのこと。リサイクルしやすいように材質を示すマーク |
| インキネーム | INCI名称 |
| ブロードスペクトラム | UVAとUVBの両方から肌を保護することが認められた日焼け止めであること、またはそれを示す表示 |
| サステナブル | 地球に優しい、環境や社会に優しいということ |
| モノグラフ | FDAがOTC製品に課すルール |
| 3Rの原則 | 動物の生命の尊厳を踏みにじらない人道的動物実験法の基本原則 |
| 3分の1ルール | 日焼け止め製品のUVA防御指数はSPFの1/3以上なければならないという欧州のルール |
| CoC認証 | FM認証を受けた森林から得た原料の製造、加工、流通に対する認証 |
| FD&C | アメリカの食品・医薬品・化粧品法 |
| FM認証 | FSC®による森林管理に対する認証 |
| GMP | 製造管理及び品質管理に関する基準 |
| INCI名 | 化粧品成分の国際的表示名称 |
| ISIC | 国際標準産業分類 |
| ISO | 国際標準化機構 |
| ISO 16128 | ISOが定めた化粧品中の自然・オーガニック成分の指数に関する基準 |
| ISO 22716 | ISOが2007年に発行した化粧品GMPのこと |
| ISO 26000 | ISOが2010年11月に発行した社会的責任規格 |
| ISO16128に基づく化粧品の自然及びオーガニックに係る指数表示に関するガイドライン | ISO16128に基づき算出した自然やオーガニックに係る指数の具体的な製品への表示の仕方を取り決めたガイドライン |
| JIS | 日本の産業製品に関する国家規格 |
| JSIC | 日本標準産業分類 |
| May Contain | ある成分が「含まれているかもしれない」ことを意味する表現 |
| NC表示 | その化粧品を使う上での注意警告をした表示 |
| NG表現 | 薬事法に照らして考えた時にしてはいけない表現 |
| NG名称 | 製品の販売名として一般的に認められない名称 |
| NPP | メーカー希望小売価格を商品に表示しないこと |
| OTC | 処方箋なしで薬局、薬店などで購入できる一般用医薬品 |
| PA | UV-A(紫外線A波)を防ぐ効果の目安指標 |
| PAO | 開封後に品質を保持できる期間を月数で示したもの、EUの規制 |
| PL法 | 製造物責任法のこと |
| SPF | UV-B(紫外線B波)を防ぐ効果を目安として表す数値 |
| UPF | 衣類の紫外線防護係数 |
| USDA | 米国農務省 |
| UVAマーク | 欧州委員会の規定に合致したUV-A防御効果があることを示すマーク |
| UVAロゴ | 欧州委員会の規定に合致したUV-A防御効果があることを示すマーク |
| UVAロゴマーク | 欧州委員会の規定に合致したUV-A防御効果があることを示すマーク |
| いわゆる薬用化粧品中の有効成分リスト | 薬用化粧品の有効成分の規格や分量をまとめたリスト |
| オーガニック指数 | ISO 16128で定義されたオーガニック原料が製品に何%含まれているかを示す指数 |
| オーガニック由来指数 | ISO 16128で定義されたオーガニック原料とオーガニック由来原料中のオーガニック由来部分が製品に何%含まれているかを示す指数 |
| しばり表現 | 効能効果を訴求する際、必ず付記・付言しなければならないと決められた表現 |
| リーチ規則 | EUにおける化学物質とその使用を管理する法規則 |
| 愛称 | いわゆる商品名のこと |
| 医薬品 | 疾病の診断や治療、予防に用いられる薬 |
| 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 | 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品の品質や有効性、安全性の確保のための規制を定めた法律 |
| 医薬品医療機器等法 | 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の略称 |
| 医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令 | 化粧品等に使用可能なタール色素を定めた省令 |
| 医薬品等適正広告基準 | 医薬品医療機器等法に基づいて化粧品などの広告の適正化を図るための基準 |
| 医薬部外品 | 国が許可した有効成分を配合しその効能効果の訴求が認められた製品 |
| 医療機器 | 疾病の診断や治療、予防に使用したり身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的とするもの |
| 医療用医薬品 | 販売や購入に医師の処方箋が必要な医薬品 |
| 一般化粧品 | 医薬部外品に該当しない化粧品 |
| 一般用医薬品 | 医師の処方箋がなくても販売・購入できる医薬品 |
| 化粧石けんの表示に関する公正競争規約 | 化粧石けんの表示に関する公正競争規約 |
| 化粧品 | 肌の保湿や整髪などの目的で使われる製品で作用が緩和なもの |
| 化粧品GMP | 化粧品の製造管理及び品質管理に関する基準 |
| 化粧品の規制緩和 | 主に2001年4月に適用開始された化粧品の規制緩和のこと |
| 化粧品の効能効果の範囲 | 薬事法で具体的に定められている化粧品で表現可能な効能効果 |
| 化粧品の使用上の注意事項 | その化粧品を使う上での注意警告をした表示 |
| 化粧品の表示に関する公正競争規約 | 化粧品の表示に関する公正競争規約 |
| 化粧品基準 | 化粧品への配合の禁止や制限などの成分基準 |
| 化粧品原料基準 | 化粧品原料に関する旧基準 |
| 化粧品等のインターネット上の広告基準 | 日本化粧品工業連合会が定めたインターネット上の広告での順守事項をまとめたもの |
| 化粧品等の適正広告ガイドライン | 化粧品等の広告表現がより適正に実施されることを目的に粧工連が発行するガイドライン |
| 化粧品品質基準 | 化粧品の安全性に関する旧基準 |
| 家庭用品品質表示法 | 消費者の利益を保護することを目的に家庭用品の品質に関する表示の適正化を図る法律 |
| 含薬化粧品 | 台湾での医薬部外品の呼び方 |
| 旧表示指定成分 | 薬事法により2001年3月まで表示が義務付けられていた成分 |
| 旧薬監証明 | 輸入確認証のこと |
| 旧薬事法 | 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の前の薬事法と呼ばれる法律 |
| 許可色素 | 法定色素 |
| 景表法 | 「不当景品類及び不当表示防止法」の略で消費者の判断を惑わせる不当な景品や不当表示を防ぐ法律 |
| 景品表示法 | 不当表示や過大な景品類の提供を防ぐ法律。「不当景品類及び不当表示防止法」の略 |
| 原産国 | 化粧品の最終的な中身を製造した国 |
| 個人輸入 | 海外の製品を個人が使うことを目的に海外の業者から直接購入すること |
| 公競規 | 公正競争規約のこと |
| 公正競争規約 | 景品表示法に基づく業界ごとの表示・景品の自主ルール |
| 厚生労働大臣が指定する医薬部外品 | 薬機法(薬事法)の第2条第2項第3項の規定に基づいて厚生労働大臣が指定する医薬部外品 |
| 再商品化 | リサイクル |
| 再商品化義務 | 自社の製品に使われる指定材料をリサイクルしなければならないこと |
| 再生医療 | 病気や怪我で働かなくなった組織や臓器を再生させる医療 |
| 材質表示 | プラスチック製の容器包装においてそのプラスチックの種類を表す表示 |
| 使用期限 | 化粧品の性状と品質の安定を保証しうる期限 |
| 指定医薬部外品 | 医薬品の販売規制緩和に伴い医薬品から医薬部外品に移行されたもの |
| 資源有効利用促進法 | 3Rを促進するための法律 |
| 自然原料 | 植物や鉱物などから得て化学的処理など施していない原料 |
| 自然指数 | ISO 16128で定義された自然原料が製品に何%含まれているかを示す指数 |
| 自然由来指数 | ISO 16128で定義された自然原料と自然由来原料中の自然由来部分が製品に何%含まれているかを示す指数 |
| 識別マーク | リサイクルしやすいように材質を示すマーク |
| 識別表示 | 容器包装などの材質を示すこと、あるいはその表示 |
| 社会的責任の手引き | ISO26000のこと |
| 種類別名称 | 商品名だけではどんな化粧品かがわからない場合につける名称 |
| 商品表示 | 表示の中でも製品に直接行うもの |
| 小分け販売 | 小分け製造して販売すること |
| 粧原基 | 化粧品原料基準 |
| 新指定医薬部外品 | 1999年に医薬品から医薬部外品に移行された品目 |
| 新範囲医薬部外品 | 2004年に医薬品から医薬部外品に移行された品目 |
| 申請名称 | 販売名のこと |
| 人体に対する作用が緩和なもの | 人体に強い作用を起こさない安全性の高いもののこと |
| 数値訴求 | 数字で示した効能効果 |
| 生衛業 | 人々の日常に不可欠な業種の営業に関し厚生労働省が規定した18業種の総称 |
| 製造業 | 製品を製造し販売する事業のことで、化粧品の場合は製造業許可を得た上での事業を指す |
| 製造販売業 | その製品について全責任を負って国内に流通させる事業 |
| 製造販売業者 | 全責任を負って化粧品を市場に流通させる製造販売業を取得した会社 |
| 製造販売元表示 | 製造販売業者の名前と住所の表示 |
| 製造物責任法 | PL法。製造物の欠陥により被害が生じた場合の製造業者等の損害賠償責任について定めた法律 |
| 全成分表示 | その化粧品に配合された全ての成分の名前を表示すること |
| 特殊用途化粧品 | 中国での医薬部外品の呼び方 |
| 日本薬局方 | 医薬品の品質基準書 |
| 配合禁止成分リスト | 化粧品基準で定められた化粧品への配合を禁止した30成分のリスト |
| 発売元表示 | 発売元の名称などの表示 |
| 販売名 | 薬事法の規定に基づく承認を受けた名称または届け出をした名称 |
| 販売名称 | 販売名のことで薬事法の規定に基づく承認を受けた名称または届け出をした名称 |
| 誹謗中傷 | 他社の製品を悪く言ったり自社より劣っていると言ったりして他社製品のイメージを傷つけること |
| 表示 | 商品・サービスの特長や価格等を消費者に伝えるもの |
| 表示指定成分 | 旧厚生省が成分の名称を記載しなければならないと指定した成分 |
| 不当景品類及び不当表示防止法 | 不当表示や過大な景品類の提供を防ぐ法律 |
| 分割販売 | 化粧品を顧客の求めに応じてその都度必要量を充填して販売すること |
| 法定色素 | 厚生労働省が定めた化粧品に使用できる有機合成色素(タール色素) |
| 法定表示 | 薬事法などで定められている必ずしなければならない表示 |
| 無添加 | ある特定の成分をその製品に配合していないこと |
| 無添加化粧品 | ある特定の成分が無添加の化粧品のこと |
| 薬監 | 薬事監査証明のこと |
| 薬監証明 | 薬事監査証明のこと |
| 薬機法 | 旧薬事法。「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」のこと |
| 薬事 | 薬事法のこと、または薬事法等の法規に基づいて行う処方設計や発売に必要な手続きのこと |
| 薬事監査証明 | 承認等を受けていない化粧品や医薬品の輸入を認めてもらうための手続きおよび証明交付のこと |
| 薬事申請 | 薬事法などの法規に準じて必要事項を用意し当局へ提出するなどして販売許可を得ること |
| 薬事法 | 化粧品や医薬品を保健衛生上の観点から規制する法律 |
| 薬事名称 | 販売名のこと |
| 薬用化粧品 | 医薬部外品の一種で医薬部外品の中でも本質が化粧品的なもの |
| 薬用化粧品の効能効果の範囲 | 薬事法で具体的に定められている薬用化粧品で表現可能な効能効果 |
| 輸入確認証 | 承認等を受けていない化粧品や医薬品の輸入が認められた場合に発給される証明 |
| 有機合成色素 | 無機顔料では出せない色を出すために化学的に合成した着色料 |
| 有効成分 | 薬用化粧品の目的である効果を得るために配合する厚生労働省認可の成分 |
| 有効成分リスト | 薬用化粧品の種類毎に有効成分の規格及び分量の前例を示したリスト |
| 有用性データ | 有用性試験によるその化粧品の効果効能を証明するデータ |
