カチオン界面活性剤の意味

カチオン界面活性剤【カチオンカイメンカッセイザイ】
 
<用語解説>
カチオン界面活性剤とは
水に溶解した時に親水基の部分が陽イオン(+)になる界面活性剤のこと。
もっと詳しい「カチオン界面活性剤」
界面活性剤にはたくさんの種類がありますが、大きく分けると4種類あり、水に溶けた時に親水基の部分がイオンとなるタイプが3種とイオンにならないタイプが1種あります。
イオンとなる3種類のうち、その界面活性剤が水に溶けた時に親水基の部分が陽イオン(カチオン)になるものがカチオン界面活性剤です。カチオン界面活性剤は、アニオン界面活性剤とは逆の電荷を持っています。
柔軟や帯電防止、殺菌が主用途で髪の毛に吸着しやすいため柔軟剤やキューティクル保護剤としてリンスやコンディショナー、トリートメントによく利用されます。帯電防止や殺菌の効果にも優れるためシャンプー後のケア製品や制汗剤などにもよく利用されます。

コスメコンシェルジュから一言

カチオン界面活性剤は皮膚刺激がやや強い成分です。シャンプーは頭皮をマッサージするように(つまり頭皮にはシャンプーが付くこと前提)と言われることに対し、コンディショナー類は髪だけに塗布し頭皮には付かないようにとよく言われる理由の一つです。抜け毛などを予防するためにも頭皮に余計な負担をかけないことが大切ですが、とは言ってもコンディショナーを頭皮に繰り返しゴシゴシ擦りつけるようなことをしなければカチオン界面活性剤配合だからとそのコンディショナーを怖がる必要はないでしょう。
成分名の最後に「クロリド」「アンモニウム」と付くものがカチオン界面活性剤です。
用語のカテゴリー

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マーケティング(55)

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材料・外装

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