ネイティブチェックの意味

ネイティブチェック
 
<用語解説>
ネイティブチェックとは
ネイティブチェックとは、その言語を第一言語(母国語)とするネイティブが原稿をチェックすること。
例えば、日本人(日本語が第一言語)が書いたり翻訳した英文を英語ネイティブがチェックすること。
ネイティブチェックについて
化粧品を海外で販売する際、商品名称や能書、キャッチコピーやパンフレット、ポスター、TVコマーシャルなど様々なところで使う文章・表現は英語などに翻訳が必要になります。しかし、翻訳した表現が販売国やその言語を第一言語とする人から見て違和感があってはいけません。

例えば、日本企業で日本人がキャッチコピーを英語で作ったり商品説明文を日本語から英語に訳したりした場合、それらが英語ネイティブから見て自然な英文になっているか、好ましくない表現はないかなどを確認する必要があります。日英バイリンガルの日本人が書いたり訳したりしたとしてもです。そして、英語ネイティブに確認してもらう作業をネイティブチェックと言います。

ネイティブチェックでは、スペルや文法の間違えはもちろん、読みやすい文章になっているか、時代性やその国の習慣・社会情勢などに照らし合わせて問題がないかを確認できるだけの優れたスキルが求めらます。またトーン&マナーを意識してもらうことも大切です。そのためネイティブなら誰でもいいというわけではありません。

ネイティブチェックでは必要に応じ、修正されたり、意見や指摘をもらったりすることになります。また、同じ英語でも国・地域によって単語や表現が異なることが多いため、販売国それぞれのネイティブにチェックしてもらうことが理想です。あるいは、どの国の英語に焦点を当てるかの方針をきちんと決めておくことも大切です。

ネイティブチェックは、あくまでもネイティブから見て適正かどうかの確認です。もとの和文原稿から正しく翻訳されているかを確認する要素はほぼないため、最終的にプルーフリーディングが必要です。当然ながら、ネイティブチェックによって修正された表現が法規に抵触していたり、製品特長の事実と異なったりする場合は使用できません。

日本語以外の言語の取り扱いに関しても、最終判断や責任はブランドホルダーである日本企業側にあります。その言語ができないからと言って、ネイティブチェックを依頼したネイティブに任せっぱなしではいけません。
用語のカテゴリー

全般

全般(146) 環境(14)
皮膚のしくみ(129) 毛髪のしくみ(27)
爪のしくみ(17) 部位の名称(38)
法律・基準(142) 組織・団体(50)
資格(6) 海外(42)
新語(20)

原料・中身

成分(240) 技術・処方(94)
機能・効果(51) 使い心地(31)
色・質感(41) 剤型(16)
評価・試験(61)

マーケティング

企画開発(61) 調査(40)
表示(101) 施策(3)
マーケティング(55)

製品カテゴリー

洗浄料(5) スキンケア(126)
ベースメイク(89) ポイントメイク(59)
UVケア(39) ボディケア(11)
ヘアケア(66) フレグランス(49)
ネイル(26) 雑貨(21)
健康食品(22) その他(8)

生産・流通

製造・生産(80) 物流・流通(66)
輸出入(25)

営業・販売

接客(40) 販促(40)
販売(91) 店舗・売り場(108)

肌悩み・効果別

美白(7) アンチエイジング(13)
うるおい(10) 乾燥・肌荒れ(8)
日焼け(12) シミ・メラニン(30)
くま・くすみ(8) ニキビ(19)
毛穴・皮脂(19) その他の肌トラブル(46)
肌状態・タイプ(67) 紫外線(42)

手入れ法・施術

フェイシャル(4) ボディ(2)
ネイル(0) ヘア(6)
美容クリニック・美容施設(12) その他(4)

材料・外装

容器(113) パッケージ(59)
その他(25)

広告・宣伝

広告・宣伝(41) 広報・PR(25)
印刷(16)
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