サステナブルの意味

サステナブル【sustainable】
 
<用語解説>
サステナブルとは
サステナブルとは、地球に優しい、環境や社会に優しい、つまりそれらに負担をかけないということ。
サステナブルには、将来の世代に悪影響を残すことのない方法で発展し、誰もがその恩恵を受けながら暮らせることを目指そうという考えがある。
もとは英語のsustainableで、「持続可能な」という日本語訳で使われることが多く、持続可能な原材料調達、持続可能な商品開発、持続可能なパーム油、持続可能な社会といったように表現される。
サステナブルについて
サステナブルには、現代がいかに開発が進み発展したとしても、そのせいで将来世代の環境や社会にダメージを与えるようなことがあってはいけないし、発展の恩恵を誰もが平等に受けられる社会でなければいけないという考えが土台にあります。

化粧品業界でも取り組みが進み、製品周りでは例えば具体例として次のようなことがあげられます。
容器
サステナブルという言葉が出てくる前から行われていたレフィル対応があげられます。この詰め替え用付け替え用製品の他、プラスチック容器に関しては石油由来の樹脂から再生ペット樹脂やバイオマス資源利用の樹脂、植物由来の樹脂へ転換したものがあります。ガラスに関しては、再生ガラスを利用したガラス瓶の活用も進んでいます。

1個ケース(個装箱)や能書
1個ケース台紙能書などの紙製品には再生紙やバガス、ケナフを活用したり、1個ケースの裏面に説明書きをすることで別添能書のサイズを小さく、あるいは別添能書自体をなくすといった取り組みもあります。

●お客様がサステナブルに使える工夫
エンドユーザーがサステナブルに使えなければ意味がありません。包装物や容器をお客様の手によってリサイクルにつなげやすいものとすることで、結果的に消費者を巻き込み、社会全体でサステナブルな世の中を目指すことにつながります。できる限りゴミを出さないこと、過大包装をしないことはもちろん、使い切った後でリサイクルしやすいよう樹脂と金属のような異素材を組み合わせたパーツは分解しやすい設計がされます。

中身
化粧品の中身に関しては、河川に排出された時に分解されやすい原料を使用することやマイクロプラスチックビーズの使用を取りやめることはよく知られています。また動物実験をやめ代替え法を確立する、原材料の原産地や調達先に関してもサステナブルの視点で厳選するといった対応もあります。
中でも、熱帯雨林の破壊につながる森林の違法伐採によるプランテーションのパーム油問題に関しては、サステナブルに配慮のある農園からのみ調達するという姿勢を表明する企業が増えました。現在では、パーム油農場と直接対面したり、協力体制を築く企業もあり、熱帯雨林の破壊拡大防止やそこで生きる動物の生命を守る活動が進んでいます。
サステナブルは中身やパッケージだけでない
サステナブルの取り組みは、原料やパッケージの材質に関わることだけではありません。製品でないサンプルはもちろん、リーフレットやポスター、POPなどの販促物についても同様ですし、さらには製造現場や輸送、販売現場など、サプライチェーン全体でサステナブルを意識することが求められています。

製品そのものやそれに関わる活動において、できる限り天然資源を使わないことは、限りある自然環境の保全につながるだけでなく、エネルギー利用が抑えられるため、地球温暖化の原因である温室効果ガスの多くを占めるCo2の削減やその自然環境を必要とする生物を守ることにもつながります。2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)では地球レベルでの環境や社会生活の変革が目標にあげられています。ISO 26000との関連性も深く、今日ではサステナブルを考える時、環境問題だけでなく貧困や教育、ジェンダーや生きがいなどの解決・改善も外せません。化粧品業界として、事業を発展させながらSDGsで挙げられた目標の達成に向けどのように取り組んでいくかが問われます。

多くの企業がそれぞれの取り組み課題や目標、ルールを定め、中にはサステナビリティーの担当者がいたり、担当部門を擁する企業もあります。さらにサステナブル戦略を実行するには自社内におけるダイバーシティの実現や女性の活用推進、被災地サポートなどから原材料の原産国の環境や人権問題など直接接点のない局面まで意識する必要があります。サプライヤーとの協力体制が欠かせませんし、グローバルコンパクトへやSPICEなどへの参加など国際社会との連携も進んでいます。

今や化粧品に求められることは、その効能効果使用性、パッケージのデザインや価格といったことだけではないのです。いかにサステナブルの問題に取り組み、意識した事業活動をしているかが、企業やブランドの価値につながる時代になりました。
サステナブルとサステナビリティ
サステナブルとサステナビリティは名詞と形容詞の違いです。sustainableは持続可能な、sustainabilityは持続可能性と訳される傾向にあります。



用語のカテゴリー

全般

全般(145) 皮膚のしくみ(127)
毛髪のしくみ(27) 爪のしくみ(17)
部位の名称(37) 法律・基準(134)
組織・団体(39) 資格(6)
海外(33) 新語(8)

原料・中身

成分(224) 技術・処方(88)
機能・効果(49) 使い心地(31)
色・質感(39) 剤型(16)
評価・試験(59)

マーケティング

商品開発(56) 調査(39)
表示(94) 施策(3)
マーケティング(49)

製品カテゴリー

スキンケア(124) ベースメイク(83)
ポイントメイク(56) UVケア(38)
ボディケア(10) ヘアケア(65)
フレグランス(49) ネイル(26)
雑貨(21) 健康食品(22)
その他(8)

生産・流通

製造・生産(76) 物流・流通(65)
輸出入(22)

営業・販売

接客(40) 販促(40)
販売(89) 店舗・売り場(95)

肌悩み・効果別

美白(7) アンチエイジング(13)
うるおい(10) 乾燥・肌荒れ(8)
日焼け(12) シミ・メラニン(29)
くま・くすみ(8) ニキビ(18)
毛穴・皮脂(19) その他の肌トラブル(45)
肌状態・タイプ(67) 紫外線(40)

手入れ法・施術

フェイシャル(2) ボディ(2)
ネイル(0) ヘア(5)
美容クリニック・美容施設(10) その他(4)

材料・外装

容器(101) パッケージ(49)
その他(20)

広告・宣伝

広告・宣伝(33) 広報・PR(22)
当サイトのご利用に関して  |  お問合せ  |  サイトと会社の紹介
Copyright(C) 2020 cosmeconcier.jp All Rights Reserved.