ハイブリッドメイクアップの意味

ハイブリッドメイクアップ【hybrid makeup】
 
<用語解説>
ハイブリッドメイクアップとは
ハイブリッドメイクアップとは、異なる複数のカテゴリーの機能を兼ね備えたメイクアップア製品のこと。主には、スキンケア効果を付与したメイクアップ製品のこと。
ハイブリッドメイクアップについて
ハイブリッドメイクという言葉は、英語の "hybrid" から来ており、異なる要素や特性が組み合わさったものを指します。製品開発の分野では異なる技術やシステムの組み合わせ、生物学の分野では異なる種類の生物が交配してできたもの、植物学では異なる品種や種の植物を交配して新しい品種を作ることなどが該当します。また、文化的なハイブリッドでは異なる文化や要素が混ざり合って新しい文化やアイデンティティを形成することを指します。こうした背景から、「ハイブリッドメイクアップ」という言葉が生まれました。

ハイブリッドメイクアップは、例えば、保湿効果のあるメイクアップ製品や日焼け止め効果のあるメイクアップ製品などがあげられます。

コスメコンシェルジュから一言

新しい言葉が登場すると、その言葉が意味する内容も新しく感じられることがありますが、ハイブリッドメイクと呼ばれるメイクアップ製品は実際には以前から存在しています。少なくとも日本では、従来から多くのハイブリッドメイク製品が販売されています。BBクリームは、ハイブリッドメイクの代表的な存在かもしれませんが、実際にはBBクリームよりも以前の少なくとも1990年代には様々なハイブリッドメイク製品が日本で開発、販売されてきました。

こうしたハイブリッドメイク製品は、メイクアップによる肌や唇への負担を軽減しようという視点や、メイクアップ製品が肌や唇に長時間留まっている状態を生かそうとする視点、さらには1つに複数の機能を持たせることで使用者の時短やシンプル化を図ろうという視点などから生まれています。また、これらの考え方はメイクアップに限らず、幅広い化粧品にも取り入れられています。そのため、ハイブリッドメイクアップ(hybrid makeup)だけでなく、ハイブリッドコスメ(hybrid cosmetics)やハイブリッド美容製品(hybrid beauty products)といった様々な表現も使われています。

新しい言葉が登場すると、それが指す内容が新しいものであるかどうかを確認することは重要です。言葉に惑わされず、既存の商品に新しい表現を導入することで、改めて注目を集めるマーケティング活動を行い、商品のロングセラー化を図ることも有効です。
用語のカテゴリー

全般

全般(146) 環境(14)
皮膚のしくみ(129) 毛髪のしくみ(27)
爪のしくみ(17) 部位の名称(38)
法律・基準(142) 組織・団体(50)
資格(6) 海外(42)
新語(20)

原料・中身

成分(240) 技術・処方(94)
機能・効果(51) 使い心地(31)
色・質感(41) 剤型(16)
評価・試験(61)

マーケティング

企画開発(61) 調査(40)
表示(101) 施策(3)
マーケティング(55)

製品カテゴリー

洗浄料(5) スキンケア(126)
ベースメイク(89) ポイントメイク(59)
UVケア(39) ボディケア(11)
ヘアケア(66) フレグランス(49)
ネイル(26) 雑貨(21)
健康食品(22) その他(8)

生産・流通

製造・生産(80) 物流・流通(66)
輸出入(25)

営業・販売

接客(40) 販促(40)
販売(91) 店舗・売り場(108)

肌悩み・効果別

美白(7) アンチエイジング(13)
うるおい(10) 乾燥・肌荒れ(8)
日焼け(12) シミ・メラニン(30)
くま・くすみ(8) ニキビ(19)
毛穴・皮脂(19) その他の肌トラブル(46)
肌状態・タイプ(67) 紫外線(42)

手入れ法・施術

フェイシャル(4) ボディ(2)
ネイル(0) ヘア(6)
美容クリニック・美容施設(12) その他(4)

材料・外装

容器(113) パッケージ(59)
その他(25)

広告・宣伝

広告・宣伝(41) 広報・PR(25)
印刷(16)
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