カルボマーの意味

カルボマー
 
<用語解説>
カルボマーとは
増粘効果に優れた弱酸性の白い粉末状の成分。カルボキシビニルポリマーとも言う。
もっと詳しい カルボマー
カルボマーはアクリル酸が主体の合成の水溶性高分子で、アルカリ中和することで液体を増粘させるので、アルカリ性成分と一緒に増粘剤としてよく用いられます。1%以下の少量でも粘度をつけられ、配合量や組み合わせる原料によってその度合いをできるため、水っぽいものからひと固まりのジェル状にまで幅広くとろみの調整ができます。
また脂肪粒子に反応してW/O型の乳化ができます。ただ界面活性剤とは乳化の仕組みが異なるためカルボマーは界面活性剤ではありません。
こういった特性を生かし、カルボマーは分散剤や乳化安定化剤、ゲル化剤などとしてよく使われます。また高分子乳化に使うことによって界面活性剤の使用量を減らすこともできます。
幅広い用途で使えるだけでなく、微生物汚染に強く、品質しにくいなど安全性や安定性も高いため、昔からずっと使われている成分です。

カルボマー配合のジェルなどを肌に塗布しているとポロポロと白いカスが垢のように出てくることがありますが、これはカルボマーによるものです。肌に悪いものではありませんが、カスが出ないようにするためには、塗布する際は肌全体に伸ばす程度にとどめ、あまりこすらないようにするすることがポイントです。

●表示名称とINCI名
【表示名称】カルボマー、【INCI名】Carbomer
医薬部外品では、カルボキシルビニルポリマーと表示

コスメコンシェルジュから一言

カルボマーは合成ポリマーの一種です。ヒアルロン酸ナトリウムも同じ合成ポリマーなのにカルボマーの方には、肌にラップを貼り付けるのと同じ、毛穴につまるなどといったネガティブな印象を持たれることがあるのは、カルボキシビニルポリマーという別名に起因するのではないかと思います。
しかし、カルボマーは半世紀以上化粧品に使われ続けている成分で、肌に刺激がないのはもちろん、微生物汚染に強く、腐敗しにくい安全性の高い成分です。さらには三次元の立体的な構造ですからラップのように肌にベタっと張り付くことはなく、水溶性なので水で落ちるのです。さらに1%以下の少量でも増粘の目的を果たせられるため配合量も微量です。成分自体の保水力の高さに加え、増粘効果によって使用性や安定性を向上させられます。
乳液レベルのみずみずしさでありながら、クリームのように肌に塗布しやすいジェルクリームにはカルボマーのような増粘剤が用いられてこそですし、さらに界面活性剤の使用量を減らす、あるいは界面活性剤を使用せずともジェル剤型ができるのです。
カルボマーは、ミネラルオイルのように誤解されやすい成分ですが、ミネラルオイル同様、安全性・安定性ともに高い成分なので、あえて避ける必要はないと思います。

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