処方の意味

処方【ショホウ、formula】
 
<用語解説>
処方とは
処方とは、化粧品に配合する成分の選定とその組み合わせの仕方、中身の作り方のこと。
処方について
化粧品等で処方というと、その製品に配合する成分の選定やその成分をどう組み合わせるかを取り決めることをいいます。レシピや設計図と表現されることもあります。

化粧品は、原料を決めた量で混ぜれば作れるというわけではありません。同じ成分名称の原料でも、そのグレードや産地、価格など様々であり、どれを選定するかを決める必要もあります。そして、意図する剤型や機能、使用性を実現するため、原料の量やそれらをミキサーに入れる順番、撹拌スピード、温度、時間の調整方法まで、その化粧品の作り方ともいえる詳細が細かく決められます。

化粧品の原料は、水と油のように混ぜ合わせるのが困難なことが多いです。また、ビーズ化して分散させたり、キャビアのようなカプセル状にしたり、白濁させたりなど、見た目にも特長的な剤型にすることもあります。そこには乳化可溶化などの製造技術や製造設備も関係するため、それらを踏まえて処方を開発します。

目的の化粧品をつくるためには、何度も試作を繰り返し、そこであがったサンプルに対し、使用テストや官能評価を繰り返します。さらには、製品で訴求したい効能効果を裏付けるデータが得られ、安全性や品質テストに合格する必要があります。それらにパスして処方の決定となります。

基礎研究により得られた知見や新開発した技術を生かした先進的な化粧品や面白い化粧品の処方を立てられても、それらが各種テストにパスし、安全性や品質に問題なく、安定的に生産・供給できなければ、商品として発売にはつながりません。
<技術・処方の関連用語>
  • クリーミング
  • 水溶性
  • 抱水性
  • 調香
  • O/W
  • 溶剤
  • 泡立ち
  • 最終試作品
  • 水溶液
  • 有用性試験
  • 乳化
  • ゲル化
  • 調香師
  • 増粘調整剤
  • 出発処方
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