エモリエントの意味

エモリエント【emollient】
 
<用語解説>
エモリエントとは
エモリエントとは、肌や髪の表面で水分蒸発を防いでうるおいを保ち、柔軟にすること。
肌のエモリエントについて
皮脂膜には、肌表面で水分蒸散を防ぎ、肌を柔軟にするという役割がありますが、その役割こそがエモリエントです。その皮脂の役割を補うのが、乳液クリームなど油性成分を配合した化粧品です。油性成分が皮膚表面で膜となって水分蒸散を防ぎ、うるおいを保つ効果を発揮します。

肌のうるおいに関しては、「エモリエント」以外に「保湿」や「モイスチャー 」などの言葉も同じ意味で使われることがよくあります。それらの区別があいまいになりがちですが、「エモリエント」は英語で皮膚を柔軟にすることを意味するemollientから来ています。

エモリエントとは、皮膚表面の油性成分によって、皮膚からの水分蒸散を防止し、皮膚を柔軟にすることを言うのに対し、「保湿」とは文字通り肌の湿度を保つことを指し、具体的にはモイスチャーバランスを良好に保つというエモリエントも含んだ全体的な仕組みのことです。保湿するために、皮膚に水分を補いかつ補った水分を保持するという全体的な仕組みの中で、エモリエントは皮膚表面からの水分蒸散を抑えることで、肌の保湿に貢献します。

エモリエント効果のある化粧品成分をエモリエント剤やエモリエント成分と呼びます。
「モイスチャー」は英語で湿気や水分を意味するmoistureのことで、保湿とほぼ同義語です。
<機能・効果の関連用語>
  • 効能効果
  • 機能性
  • 色持ち
  • 防御
  • 物理的効果
  • 薬理的効果
  • マルチパーパス
  • 抗乾燥
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