増粘剤の意味

増粘剤【ゾウネンザイ】
 
<用語解説>
増粘剤とは
化粧品の粘度を高めたり、とろみを出したりし、使用感触の調整や安定性を向上する成分のこと。
もっと詳しい「増粘剤」
増粘剤は化粧品の基本成分の一つで水溶性です。
固形から液状まで様々な剤型があるため色々な粘度を持たせることが可能な油性成分に対し、水溶性成分はそのように多様ではないため、増粘剤を用いて水分の粘度を調整します。これにより、化粧品にとろみがついたり、ゲル状になったりし、使用感触にも大きく影響します。とろみがつくということには様々なメリットがあり、例えばシャバシャバした中身よりも垂れにくく肌に塗布しやすくなったり、乳化したものが分離しづらくなったり、高級感が感じられたリします。

増粘剤としては主に水溶性高分子が用いられ有機系と無機系があります。有機系は大きく分類すると、天然高分子、半合成高分子、合成高分子に3分類され、昔は天然ガム類をはじめとする天然高分子が主流でしたが、供給の安定性やロットによる粘度変動、微生物による汚染などの品質安定性の点から半合成高分子と合成高分子もよく使用されるようになりました。代表的な増粘剤としては、天然高分子では微生物由来のキサンタンガムと植物由来のマンナンやペクチン、半合成高分子ではセルロース系のカルボキシメチルセルロースナトリウム、合成高分子ではビニル系のカルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコールなどがあります。無機系では粘土鉱物の一種であるペントナイトなどが代表的です。
<成分の関連用語>
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