日焼け止めの意味

日焼け止め【ヒヤケドメ】
 
<用語解説>
日焼け止めとは
肌や髪に塗布することで紫外線を防御し、肌や髪を紫外線のダメージから守る化粧品のこと。
日焼け止めの特長
〇日焼け止めの名称や剤型
サンスクリーンやサンプロテクト、サンブロック、UVプロテクト、UVカット、プロテクターなど様々な呼び方がされます。クリームや二層式の液状タイプ、ミストやスプレー、スティック、乳液タイプなど様々な剤型とタイプの製品があります。どれも紫外線防御剤(紫外線防止剤)によって肌や髪を紫外線から守ります。

〇紫外線防御剤(紫外線防止剤)について
配合された紫外線防御剤は紫外線吸収剤紫外線散乱剤、あるいはその両方で、一般的には数種類が組み合わされます。
紫外線吸収剤と散乱剤を比べると、紫外線吸収剤は、滑らかな塗り心地で、白くならず塗布後は透明で、防御力に優れますが、一方で人によっては肌への刺激が強い場合もあります。
そのため、紫外線吸収剤に対して肌が弱い人や子供への使用には、紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めがすすめられます。ノンケミカルと表示されているものがそうです。ノンケミカルの日焼け止めは、紫外線散乱剤のみ使用しており、紫外線吸収剤を使用したものに比べると、使用性が劣り、白くなりやすいです。

〇紫外線防御効果の表し方
紫外線の防御力はSPFPAの値で示され、SPFはUVBをPAはUVAの防御指数となります。EU基準のUVAマークを表示したものもよく見られるようになりました。その他、耐水性に優れたものや下地効果もあるものなど複数の機能を併せ持った色々な製品があります。単にSPFが高ければ良いというわけではなく、いつ、何をする時に使うかによってどんな特長の製品を選ぶかが大切なので、パッケージの表示をよく確認する必要があります。
コスメコンシェルジュから一言

国内外の日焼け止めの位置づけ

日焼け止めは日本では一般化粧品ですが、OTC薬や医薬部外品相当になる国もあります。日本でSPF付きの製品で医薬部外品になっているものもありますが、それは日焼け止め効果としてではなく、美白などのスキンケア機能で医薬部外品になっているのです。

海外では、紫外線に対しては美容の面だけでなく、皮膚がんのリスクまで意識されています。その予防法の一つとして日焼け止めは重要な存在であり、日本を含め世界的に力を入れて研究されている分野です。化粧品メーカーの技術力を象徴するカテゴリーの一つということですね。「日焼け止めは技術力のシンボル」とよく言われます。

高いUV防御力と優れた使用性(べたつかない・白くならない・肌にやさしい)の両立は非常に難しく、そしてその両立が大きな課題です。さらにアンチエイジングなどのスキンケア機能を付与したり、大気汚染物質などからも肌を守るような防御機能の守備範囲を拡大・強化したり、機能性がさらに追求されています。技術は年々進化しています。

SPF値はUVBの防御力を示すものですが、今日では皮膚がんを引き起こす原因と言われるUVAの防御力にも注目されています。UVA防御力の指標として日本ではPA値がありますが、欧州ではUVAマーク、アメリカではブロードスペクトラム(Broad Spectrum)が、UVA防御力も認められているという表示になります。
また特に米国や欧州では安全性と効果に対する規制がより厳しく定められています。紫外線防御力はもちろん耐水性などの有用性の試験法も取り決められ、表示に関しても厳しい制約があります。

日焼け止めの選び方・使い方

健やかな肌を保つためにぜひ賢く日焼け止めを使いましょう。帽子をかぶり、日傘をしているから安心とは言えません。地面からの反射紫外線もあるのです。

そして、曇りの日も雨の日も冬でも紫外線は届いています。例えば、買い物や洗濯干しならばSPF15~30程度でウォータープルーフ効果がなくてもいいでしょうが、海や山、屋外アミューズメントパークで長時間過ごす場合は、日常用よりSPFもPAも高いレジャー用が必要でしょう。運動会で汗を流す、海やプールで泳ぐ、スキーをするなど屋外スポーツをする場合は、SPFやPA値が高いだけでなく、耐水性があることも重要です。ビーチなどでは、砂が肌に付きにくいよう塗布後の肌がベトベトしないタイプがいいでしょう。サンドプルーフ試験を行っている日焼け止めもあります。

天候や季節、UVインデックスを考慮し、さらに使用シーンに合わせ、適切な日焼け止めを使うこと、それもできるだけたっぷり塗布すること(商品に表示されたSPF値はその製品を1㎠ に2mg塗布して計測しているのですから!)、汗をかいたりタオルで拭いた後などは塗布しなおすこと、そしてさらに2-3時間おきに付けなおすこと(重ね塗りすること)が大切です。
<UVケアの関連用語>
  • PA
  • 紫外線ケア
  • MPPD
  • UV-A
  • UV-B
  • タンニング
  • 1/3ルール
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