原料・中身
化粧品の原料や中身に関わる用語のリストです
| 単語 | 意味 |
|---|---|
| ずるずる | 肌になじまず、いつまでも肌にのばしていなければいけない状態やそのようなテクスチャー |
| タール色素 | 有機合成色素 |
| つき | 化粧品が肌や髪など塗布されること、どれだけ塗布できるかの度合い |
| つっぱり感 | 主に洗顔後や化粧品塗布後に肌表面がぴんとはっている感じ |
| ツバキ油 | ツバキの種子から採取した液状オイル |
| トラネキサム酸 | メラニン生成を指令する情報伝達物質を抑制する美白有効成分 |
| とろみ | 粘性がある状態、水より若干粘度が高い状態 |
| ノニオン界面活性剤 | 水に溶解した時に親水基の部分がイオン化しない界面活性剤 |
| のび | 化粧品の中身を肌や髪に塗布する際にどのくらいのばせるかの度合い |
| ノンコメドジェニックテスト済み | ノンコメドジェニックテストでコメドができないという結果が得られた商品に行える表示 |
| パール感 | 真珠や虹のような色と輝きを発する仕上がり |
| パール顔料 | パールやメタリックのような輝きを与える顔料でキラキラした粉末 |
| パール剤 | パールやメタリックのような輝きを与える顔料でキラキラした粉末 |
| バイオヒアルロン酸 | バイオテクノロジーによって合成されたヒアルロン酸 |
| ヒアルロン酸 | 水分保持能力に非常に優れた白色で粉末状の成分 |
| ヒアルロン酸ナトリウム | ヒアルロン酸のこと |
| ビタミンC | 抗酸化やコラーゲン生成など様々な効果があり、特に美白の代表成分 |
| ビタミンC誘導体 | ビタミンCをベースに作った化合物の総称 |
| ヒマシ油 | トウゴマの種子から抽出した液状オイル |
| ペースト状 | 練り状、固形練り状 |
| ベース成分 | 化粧品の骨格となる基本成分 |
| ベース成分 | 化粧品の骨格となる基本成分 |
| ペトリ皿 | 実験などで使われる円形の浅い平皿 |
| ポジネガ分析 | ポジティブリストやネガティブリストに適合しているか中身を分析して調べること |
| ホホバ種子オイル | ホホバ種子油のこと。ホホバの種子から得られる液状オイル |
| ホホバ種子油 | ホホバの種子から得られる液状オイル |
| ホホバ油 | ホホバの種子から得られる液状オイル |
| ホワイトニング成分 | 美白薬剤のこと |
| マカデミアナッツ油 | マカデミアの実を圧搾した採取した液状オイル |
| マスキング賦香 | 少量の香料を配合して基剤臭をカバーすること |
| メイクくずれ | メイクが汗や皮脂、水、乾燥などによって落ちたりはげたりよれたりすること |
| メイクくずれ | メイクが汗や皮脂、水、乾燥などによって落ちたりはげたりよれたりすること |
| もち | 化粧もち |
| モニター試験 | その商品の効能効果や使い勝手などを確認するためにモニターに使ってもらう試験 |
| リン酸アスコルビルMg | 水溶性のビタミンC誘導体の一種である美白有効成分 |
| レオロジー調整剤 | 増粘剤。物質の流動性や変形特性を調整して製品の質感や使用感を改善する添加剤 |
| 安全性 | その化粧品を安心して安全に使い続けられるかということ |
| 安定化剤 | 化粧品の変質を防ぐために添加する補助成分 |
| 安定化成分 | 安定化剤のこと |
| 安定型ビタミンC誘導体 | アスコルビルグルコシドのこと |
| 安定性 | その化粧品を使い終わるまで品質が悪化しないように保持すること |
| 雲母チタン | マイカに酸化チタンを被覆した真珠光沢顔料の一つ |
| 化粧くずれ | メイクが汗や皮脂、水、乾燥などによって落ちたりはげたりよれたりすること |
| 化粧もち | メイクしたての状態が化粧崩れすることなくどのくらい維持されるかという度合い |
| 化粧品の効能効果の範囲 | 薬事法で具体的に定められている化粧品で表現可能な効能効果 |
| 加水分解 | 化合物が水と反応して分解される化学反応 |
| 加速試験 | 本来は何年かかけなければ確認できない製品の劣化状態を製品を過酷な環境におくことで実際より短い時間で確認する試験 |
| 可塑剤 | 天然樹脂や合成樹脂を柔軟にしたり成形しやすくする成分 |
| 可溶化 | 本来水に溶け込まない油が水に溶けてしまったように透明になる現象 |
| 苛性ソーダ | 水酸化ナトリウム |
| 海洋深層水 | 深水200mより深い層にある海水 |
| 界面活性剤 | 水にも油にも溶ける性質を生かし性質が異なる2つの物質を混ぜ合わせる成分 |
| 開放塗布試験 | オープンパッチテストのこと |
| 外観色 | 中味の見た目の色 |
| 官能パネラー | 化粧品の官能評価を専門的に行う検査員 |
| 官能検査 | 官能評価 |
| 官能評価 | 人の感覚、主に五感を用いた品質の評価・判定 |
| 感覚刺激テスト | スティンギングテストのこと |
| 感作 | アレルギー反応を起こしうる状態にする・なること |
| 感作性 | アレルギー性 |
| 感作性試験 | 皮膚にアレルギー反応が生じる可能性があるかどうかを確認する試験 |
| 緩衝剤 | 皮膚や製品のpHを一定のpH領域に保つ成分 |
| 眼刺激性 | 目に入った時に刺激がある性質 |
| 顔面皮膚刺激感テスト | スティンギングテストのこと |
| 基原 | 成分や生薬、エキスなどを抽出する直接的おおもと |
| 基剤 | 基本成分、化粧品の骨格となる基本成分 |
| 基剤臭 | 原料の臭い |
| 基本成分 | 化粧品の骨格となる成分 |
| 忌避剤 | 蚊やブヨなどが嫌がる効果のある成分 |
| 揮発 | 常温の環境で液体が気体となること |
| 機能性 | その製品の効能効果の度合い |
| 機能性成分 | その化粧品に機能を付け加える成分 |
| 起泡 | 泡立つこと |
| 急性毒性 | 1回の使用や使用後24時間以内に毒性反応が出ること |
| 急性毒性試験 | 1回、または短時間の繰り返し投与による毒性の程度を確認する試験 |
| 球状粉体 | ボールのようにまん丸の形をした粉体 |
| 旧表示指定成分 | 薬事法により2001年3月まで表示が義務付けられていた成分 |
| 玉虫色 | 玉虫の羽ように光線の具合で様々な色に変わって見える色 |
| 金属イオン封鎖剤 | 品質を劣化させる金属イオンから化粧品を守る安定化剤 |
| 経時 | 時間の経過 |
| 原料 | 製品を製造する時に入れた一つひとつの物質 |
| 原料臭 | 原料の臭い |
| 固形粉末状 | パウダーを固形に固めた状態 |
| 固形練り状 | 練り状を固形に固めた状態 |
| 光アレルギー性 | 太陽光線によってアレルギー反応を生じる性質 |
| 光感作性 | 太陽光線によってアレルギー反応を生じる性質 |
| 光毒性 | 太陽光線によって皮膚刺激性があるかどうかということ |
| 効果効能 | 化粧品を使って得られる好ましい結果やその結果を出すためにその化粧品に備わった働き |
| 効能効果 | 化粧品を使って得られる好ましい結果やその結果を出すためにその化粧品に備わった働き |
| 抗しわ | しわを防ぐこと |
| 抗乾燥 | 肌の乾燥を防ぐこと |
| 抗酸化 | 酸化を抑制すること |
| 硬化ヒマシ油 | ヒマシ油を水素添加し固形状のオイルに変えた成分 |
| 鉱物油 | ミネラルオイル |
| 鉱物由来原料 | 地球上に自然に存在する無機物質と同じ組成のものを化学合成によって作り出した原料 |
| 香り | フレグランス製品や良いにおいのこと、もしくは着香成分としての香料のこと |
| 香料フリー | 化粧品に香料を使用していないこと |
| 高級脂肪酸 | 炭素数が12以上の脂肪酸 |
| 合成原料 | 化学的な方法で合成した原料 |
| 合成成分 | 化学的な方法で合成した成分 |
| 混合 | 複数の異なる原料を混ぜ合わせること |
| 最終試作品 | これで製品化すると選定・決定した試作品 |
| 最終製品試験 | 量産した製品に対して出荷前に行う検査や試験 |
| 彩度 | 色の鮮やかさの度合い |
| 剤型 | 液状やクリーム状といった化粧品中味の状態、外見上の形状のこと |
| 三次元培養皮膚モデル | 皮膚由来の細胞を培養して三次元的に作った実験に使われる皮膚のモデル |
| 酸化チタン | 最も被覆力がありほとんとのメーキャップ製品に使われる代表的な白色顔料 |
| 酸化亜鉛 | 酸化チタンの次に被覆力があり、収れんや抗菌の作用もある白色顔料 |
| 酸化鉄 | ファンデーションなどの色材として使われる赤、黄、黒色の粉末 |
| 酸化防止剤 | 酸化反応から化粧品を守る安定化剤 |
| 使用感 | 使用感触 |
| 使用感触 | 化粧品を使う時に感じるみずみずしい、しっとりなどの感触 |
| 使用性 | その化粧品の使いやすさ、使用感触 |
| 指止まり | スキンケアを肌に塗布する際にすべるように肌に伸ばしていた指先がピタッと止まること |
| 紫外線吸収剤 | 紫外線を吸収し別のエネルギーに変えて放出する紫外線防御剤 |
| 紫外線散乱剤 | 紫外線をはねかえすことで皮膚や髪を紫外線のダメージから守る紫外線防止剤 |
| 紫外線防御剤 | 紫外線を防御する成分 |
| 紫外線防止剤 | 紫外線を防御する成分 |
| 試作 | 最終決定前に試しにつくること |
| 試作品 | 試作したもの |
| 自然原料 | 植物や鉱物などから得て化学的処理など施していない原料 |
| 自然鉱物原料 | 自然原料の一種で地球上に自然に発生・存在する無機物で化学構造がわかっている原料 |
| 自然由来原料 | 植物や動物などから取り出した特定の物質や自然原料を化学的処理をして得た原料 |
| 実使用テスト | 実生活の中で実際に使って評価するテスト |
| 弱賦香 | 基剤臭をカバーしつつ、若干の香料の香りを感じさせること |
| 主剤 | 有効成分のこと |
| 収れん | 皮膚を引き締めたり、引き締まった実感を与えること |
| 臭い | 悪いにおいのこと |
| 出発原料 | 複数段階の合成を重ねて原料をつくるときの原点となる原料 |
| 出発処方 | もととなる既存の処方のこと |
| 処方 | 化粧品に配合する成分選定とその組み合わの仕方、中身の作り方 |
| 処方開発 | 化粧品の処方を新しく組むこと |
| 除毛剤 | むだ毛を溶かして除去する効果のある成分 |
| 常水 | 水道水 |
| 植物性香料 | 天然の香りを持つ植物から抽出した香料 |
| 色材 | 中身に色を付けたり、肌や髪への彩色や被覆などの効果を発揮する原料 |
| 色持ち | 塗布したり染めたりした色がどのくらい続くかという度合い |
| 真珠光沢顔料 | パールやメタリックのような輝きを与える顔料でキラキラした粉末 |
| 親水性 | 水になじみやすい性質 |
| 親水性 | 水になじみやすい性質 |
| 親油性 | 油になじみやすいこと |
| 人体に対する作用が緩和なもの | 人体に強い作用を起こさない安全性の高いもののこと |
| 水 | 多くの化粧品に配合される重要な基剤で主には精製水 |
| 水酸化Na | pH調整に使われる代表的なアルカリ剤 |
| 水性成分 | 化粧品の基本成分の一つで水に溶けて油に溶けない成分 |
| 水性成分 | 化粧品の基本成分の一つで水に溶けて油に溶けない成分 |
| 水素化 | 水素添加 |
| 水素添加 | 油脂の参加を防いだり硬さを調整したりするために油脂に水素を添加すること |
| 水添 | そのままでは酸化や劣化しやすい油脂の安定性を高めるために水素を添加する方法 |
| 水添ヒマシ油 | ヒマシ油に水素添加してできた硬化ヒマシ油 |
| 水溶液 | 水に何かを溶かしたもの |
| 水溶性 | 水に溶ける性質 |
| 水溶性 | 水に溶ける性質 |
| 水溶性成分 | 保湿などの目的で使われる水に溶ける成分 |
| 数値訴求 | 数字で示した効能効果 |
| 制汗 | 汗を抑えること |
| 成分 | 製造された化粧品の中に含まれているそれぞれの物質 |
| 成分評価試験 | 有用性試験において配合された成分を評価する試験 |
| 清涼剤 | 肌にひんやりとした清涼感を与える成分 |
| 生薬 | 天然物の中で何らかの薬効を有するとして伝統的に利用されてきた原料 |
| 精製水 | 常水を精製した水 |
| 精油 | 天然の植物性香料 |
| 製剤 | 中身や有効成分のことで研究開発寄りの表現 |
| 製品評価試験 | 有用性試験において製品を評価する試験 |
| 専門パネラー | 肌状態などを視感評価する専門員 |
| 染料 | 水か油に溶ける主に中身の外観に色をつける色素 |
| 全成分表示 | その化粧品に配合された全ての成分の名前を表示すること |
| 訴求成分 | 機能性成分のこと |
| 増粘剤 | 化粧品の粘度を高めたりとろみを出したりして使用感触を調整したり安定性を上げたりする成分 |
| 増粘調整剤 | 増粘剤のこと |
| 促進試験 | 加速試験のこと |
| 体質顔料 | 濃淡や感触を調整する無機顔料 |
| 耐水性 | 水に耐える力があり、水や汗、涙などによって落ちにくいという機能 |
| 代替法 | 動物実験代替法、動物を使わずに安全性や有用性の試験をする方法 |
| 脱脂 | 肌や頭皮の皮脂を取り除くこと |
| 脱色剤 | むだ毛の色を薄くする効果のある成分 |
| 単回投与毒性試験 | 1回、または短時間の繰り返し投与による毒性の程度を確認する試験 |
| 炭化水素 | 炭素と水素のみで組成される化合物の油性成分 |
| 着香成分 | 香料のこと |
| 着色顔料 | 基本的な色味をつくる顔料で赤、黄、黒、白色の粉末 |
| 着色剤 | 中身に色を付けたり、肌や髪への彩色や被覆などの効果を発揮する原料 |
| 着色成分 | 着色剤のこと |
| 中身外観色 | 中味の外観色のこと |
| 調香 | 香料を混ぜ合わせて目的とする香りを作り出すこと |
| 調香師 | 香料を混ぜ合わせて目的とする香りを作り出す人 |
| 超微粒子酸化チタン | 酸化チタンをさらに微粉末にした白色原料 |
| 低刺激 | 肌に刺激があると考えられる成分をできるだけ配合しないこと |
| 天然原料 | 植物や鉱物などから得て化学的処理など施していない原料 |
| 天然香料 | 植物から採取した植物性香料と動物の分泌腺などから採取した動物性香料 |
| 天然色素 | 動植物からとれる天然の色材 |
| 天然成分 | 主に植物や鉱物から得られる成分 |
| 天然由来原料 | 天然原料の中から取り出した特定の有用物質や天然原料を化学的に安定させた物質 |
| 天然由来成分 | 天然成分の中から取り出した特定の有用物質や天然成分を化学的に安定させた物質 |
| 添加 | あるものに別のものを加えること |
| 転相 | W/OからO/Wへ、あるいはO/WからW/Oへという乳化形式の逆転現象 |
| 吐出量 | 容器から中身を出す時の1回あたりの量 |
| 塗布色 | 実際に塗布した時の色 |
| 動物性香料 | 動物の分泌腺などから得た香料 |
| 動物油 | 動物から得られる油脂 |
| 毒性 | 悪影響を起こす性質 |
